アイテムを使用する

住宅内で車椅子を使用している人が1階と2階を移動する手段としては、階段式昇降機やエレベータを取り付けるなどの方法があります。エレベータの場合は車椅子のまま移動ができるので安全ですが、その分設置する際の費用が高価になります。また、設置後も定期的な点検等も必ず行うことが必要になり、その際にも費用がかかります。 一方、階段昇降機はエレベータに比べると安価な費用で設置することができますが、車椅子から階段昇降機、階段昇降機から車椅子への移乗に毎回介助が必要になります。また、階段昇降機は場所を要するので階段スペースが狭くなってしまいます。どちらも一長一短があるので、設置の際はよく検討することが大事になります。

介護保険制度では、要介護認定の判定を受けた人が日常生活を送るために必要な福祉用具を介護保険を利用してレンタルすることができるようになっています。 レンタルできる品目は国が指定したもので、要介護度によって決められています。要支援や要介護1の人はレンタルできるものが限られていますが、要介護2以上の人は全ての品目をレンタルすることが可能です。レンタル品の中には車椅子や特殊寝台、移動用リフトなどが含まれています。これらの福祉用具は購入すると高い費用がかかりますが、介護保険でレンタルをすると1割負担で済みますし、通常は自己負担となるメンテナンス代も払う必要がなくなります。 なお、介護保険を利用しなくてもレンタルしてくれる業者も多数あります。